トレードオフ(2010.03.25)三月も下旬になり、ようやくリンゴの剪定が一段落しました。ほっとしたところで、作業中にふと思ったことを少し。 剪定に先立っては、除伐、間伐作業を行います。樹と樹の間が混みすぎていたり、あるいは品種更新が必要であったり、時にどうにも調子が悪くなって戻らなかったり、そういった個体を伐採します。
伐採後は、土を掘りとり、根が残らないようにします。
伐採した一本、異常に軽く掘り起こすことができました。見れば、幹は空洞に。写真こそ撮り損ねましたが、どうもカミキリムシが巣くっていたようです。
伐採木、玉切りにして園地に寝かせておきました。さてそれを、春に移動しようとしたら、切り口から虫糞が・・・。現在進行形でありました。
冬の朝、澄んだ空気にカラカラカラカラ・・・・と、キツツキの音が響いてきます。
ところで、農薬を使わないことは植物にストレスを与えることになるので、その個体はアレルゲンを生成することが指摘されており、「農薬を使う/使わない」ことと「化学物質を摂取する/アレルゲンを摂取する」ことは、トレードオフの関係だと言われています。 りんごを折角お送りしても、「果物の中から、虫が出てきました。」といったご報告を受けることがあります。殺虫剤の使用を少なめに、少なめにしていることを説明し、ご理解いただくようにしています。なかなか納得しかねることであるとは承知の上で。 それを買い支えて下さることに、感謝ひとしきり。 |